神秘を唄う森の　薔薇を掠めて
土へと返る命　その願いを乗せて
宵の音　風となり
眠りが　愛囁く

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月夜の灯り　少女を照らす
哀しくなれるなら　最奥へ

誰も知らない言葉紡ぎ　夜の星を眺め
鳥と共に道を歩いて　何もかもを忘れ
愁い　悲壮　花の蜜となり
憂苦　愁思　虫の音となり
たとへ心をも置いてきても
いつか夜の閃となる

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そして少女は出会う　紅の人へ
廻り廻る命　その久遠の先へ
出口は　果てとなり　
幻想が　愛重ねる

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星の灯り　二人を照らす
愛しくなれるなら　深淵へ

誰も知らない言葉合わせ　夜の月を眺め
二人で共に道を歩き　ふとしてたどり着く
憤怒　敵意　全て吐き出して
慄然　苦悩　全て手放して
たとへ一人になったとしても
いつか夜の唄となる

誰も知らない言葉紡ぎ　夜の星を眺め
鳥と共に道を歩いて　何もかもを捨てて

そして少女は思い出した　森の旋律を
誰かと共に道を歩き　ふとして感じた
愛の　唄を　この手に秘めて
嫉妬　妬み　全て忘れるわ
たとへ心をも置いてきても
この唄は忘れない